最終更新日:2011年2月20日

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釣り場へのエギの持ち込み

管理人がエギングを始めた頃は数本しかエギを持っていなかったため、買ったエギをパッケージに入れたまま釣り場に持ち込んでいました。
次第にエギが増え、ローテーションを考えて多くのエギを持ちこもうとしてバッグ等に入れて持ちこむ時に、「熟練者の方は多くのサイズ、上布、下地のエギをどのように整理してバッグに入れて釣り場に持ち込んでいるのだろうか。ローテーションするときに、どこに何を収納しているか忘れることなく取り出せるのだろうか。」と疑問に思ったものです。DVDや本でも、何を何本持ちこんでいるかの情報は稀です
ここでは、釣り場へのエギの持ち込み方の例を紹介します。

持ちこみに関する考え方の基本

「基本」とは書いていますが、管理人にとっての基本です。
◆何に重点を置いてローテーションするか
エギをローテーションするときに、上布の色、上布の模様、下地、重さ、サイズの何を変えることを重視してローテーションしますか。
「潮の色やベイトを見て下地の色を決めるから、金、虹、赤、クリア、銀、ホロの6種類を全て用意したい。その上で上布の色をローテーションしているから、6色くらい欲しい。ノーマルなタイプだけではなくストライプも欲しいし杉柄も欲しい。ナチュラルカラーも外せない。重さはノーマル、シャロー、ディープが欲しいし、サイズも2.5号から4.0号まであれば安心。異なる性能のエギも欲しい。」背負子で大きな荷物を背負う磯釣師のようなエギンガーの出来上がりです。

エギングを始めた当初はスタイルが明確ではないので、何を重視するか判断に迷うと思います。経験を積み重ねながら、何を重視するかローテーションのスタイルが固まってくるものと思います。
それぞれを変えた場合はどんなことが期待できるかは「エギの交換」をご覧ください。

管理人のスタイル

管理人がどのような考え方で何を持ちこんでいるか、一例として紹介します。
◆収納道具
管理人は、エギケース(3.5号が8本収納可能)が4ケース入るエギバッグを使っています。
なお、エギバックは多様です。エギケースに入れたエギを収納するタイプだけではなく、あらかじめプラスチックでスペースが作られているものもあります。

◆エギのローテーションの基準
管理人は下地のローテーションを重視しています。
上布の色や模様の効果について確信はありませんが、確信を得るためにそろえるべきエギの数を考えると目が眩むので、上布は「色はサイトフィッシング向けか、そうでないか」という分類と、「模様は自然か、杉やベリーに色があるなど不自然なものか」という分類しかしていません。
サイズは、秋本番なら3.5号で組み立てます。どうしても釣れない時や、変化としてわずかに3.0号以下のエギを持参します。
重さは、ディープタイプよりもシャロータイプへのローテーションを重視しています。また、釣り場でオモリを継ぎ足すことでディープチューンは可能ですが、釣り場でのシャローチューンは無理なのでディープよりもシャローを多目に持ち込みます。
使用するエギは、ほとんどがエギ王QLive。状況に応じて他のエギを使うこともありますが、その割合は1割程度です。

◆使ったエギの収納
管理人は、塩水で濡れたエギを使っていないエギと一緒に保管したくありません。気にされない方もいますが、管理人は塩分が残ったままでエギやエギケースを保管したくないのですが、エギケースを洗うほどマメではありません。
そこで、4ケースのうち1ケースは使用後のエギの収納専用としています。このエギケースでは足りなくなった場合、使用後のエギにカンナカバーをつけてクーラーボックスに入れています。

◆デイパックにも
管理人は地磯でエギングをすることが多く、水筒、おやつは必携のためデイパックを背負っています。この中にエギバッグも入ります。いちいちデイパックからエギを取り出したらローテーションに時間がかかるのですが、ロスト時の補充用のエギや、普段のローテーションには組み入れないようなエギを2ケース程度持参することがあります。

このように、主力は3ケースに入れる約24本。それをデイパックに入れたエギがバックアップしています。

秋のスタイル

自分でどこに何を入れたか分からなくなった失敗を踏まえ、現在、管理人は、以下のとおりエギケースを使い分けています。

◆基本ケース
ローテーションの基本となる3.5号エギ王QLiveを収納します。下地でローテーションする管理人は、金(2本)、虹(2本)、赤(2本)、銀(1本)、クリア(1本)を収納しています。上布は気分によって変えていますが、管理人の中でのエース級のエギは必ず1本は入れています。

◆バリエーションケース1
エギ王QLiveにはない種類の下地の色のエギや、シャロー、ディープタイプなどを入れます。
左から墨族の、下地が緑、紫、青です。エギ王QLiveに下地が紫、ピンク、オレンジ、ケイムラが追加されるようなので、どうするか迷っています。
また、エギ王JP(縦アクションに特化したエギ)、シャロータイプ3本、ディープタイプ1本を入れていますが、ポイントによってJP、シャロー、ディープの本数を変えます。
管理人のロッドの適合エギの上限は3.5号です。3.5号のディープタイプを使い続けることは不安なので、3.0号のディープタイプを購入しています。(シンカーをつける場合は3.5号でそっと投げています。)

◆バリエーションケース2
このケースの出番は少なくなります。
サイズのローテーション用で、3.0号(2本)、2.5号(1本)、ラトルタイプのエギ(1本)、安エギ(2本)が基本です。
2.5号の出番はないのですが、サイズローテーションが効く場合もあると聞いたことがあるので、いつか試すことを考えて入れています。
ラトル入りのエギは、朝一番や移動前に投げることが多いです。

残りの枠は、様々なエギの特性を知りたいので、エギ王QLive異なるエギを入れています。
ダートマックスやエギ番長が入っていた時期もありますが、皆、殉職されました。

なお、エギケースの隙間に「マウスリン」を入れています。

デイパックを忘れたり、持って行かない場合でも、この3ケースがあれば管理人のスタイルでは対応可能です。

春のスタイル

これから考えるところです。
春の場合は藻場への対応のためシャロータイプや藻場用にチューンしたエギをどの程度持参するか悩みどころです。
エギングの経験が浅いと(管理人も)、このような検討や選択はオフシーズンの楽しみになります。

軽装の場合

必要最低限の道具、装備で身軽に釣り場に行き、短時間でも釣りが可能なのがエギングです。軽装の場合のエギの持ち込み方を紹介します。
◆エギケースにカラビナをつける
持ちこむ本数が10本以下の場合、最も一般的な持ちこみ方です。カラビナではなくベルトに通す製品もあります。
なお、プラスチック製のエギラックもあります。こちらは使用後に丸洗いしてもエギケースとは異なり乾きやすいです。

◆ライフジャケットのポケットにエギケースを入れる
ライフジャケット(ベスト型)の下側の大きなポケットにはエギケースが入るため、これを利用しようというものです。まだ、試したことはありませんが、管理人の場合は左側にエギを8本入れ、使ったものを右側に入れる使い方が考えられます。小物類は胸ポケットに入れます。
ひょっとしたらアクションのときにポケットの膨らみが邪魔になるかもしれませんが、肩からエギバッグをかけなくて良いので動きやすくなるかもしれません。

◆ブリーデンのモモバッグ
一般的なエギバッグとは異なり、モモに装着します。肩掛け型やウエストポーチタイプとは異なりズレることはありません。使い勝手も良いそうですが、値段が結構するので管理人は持っていません。

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