最終更新日:2011年4月4日

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エギングに関する書籍

SWエギングマガジン(岳洋社)

岳洋社が出版している「別冊 関西のつりシリーズ SWエギングマガジン」は2003年の1冊目発売以降、毎年1冊が発売され、2011年2月現在シリーズ8冊目まで出版されています。

この本の特徴は、各号でのテーマについて、数多くの著名なエギンガーからの意見を並べていることです。エキスパートでもスタイルや考え方によって多様な、ときには相反する意見があり、保守系の新聞と革新系の新聞の社説を見比べるような感覚になることもあります。

エギングの基本者にとって、この本だけでエギングを理解するのは難しく、ある程度の基礎知識を踏まえ、ステップアップするための本です。

シリーズ中、管理人は傑作だと思うのは以下の3冊です。
◆エギングマガジン7
「抱かせのシャクリ&フォール再点検」、「今、1番ノッてるフォローパターン」などステップアップし、引き出しを増やすことができる内容が盛りだくさんです。

◆エギングマガジン6
「超実践的エギングQ&A」では、タックル編、条件編、テクニック編等について2〜3名のエキスパートが回答しています。
また、「ラスト5投で試したいワザとは」では、釣れない時の打開策のヒントが盛りだくさんです。

◆エギングマガジン4
「あと数センチはフォールとステイで詰める」では、フォールの姿勢、ダメ出しフォール、ステイとドリフト等について20名近いエキスパートが意見を述べています。
「餌木カラー、最先端トーク」では、誰もが気になるエギの色の使い分けやローテーション、経験則等について、約20名のエキスパートが意見を述べています。
また、「新規開拓のニューセオリー」では、文字通りの新規開拓から、人が多い場所でも竿抜けを探すテクニック等が記載されています。

エギング超入門(地球丸)

地球丸が出版している「SALT WATER エギング超入門」は1作目はDVDのようです。2作目は2007年に販売され、翌2008年に3作目、2009年、2010年は春と秋に販売され、2011年2月現在、シリーズ7作目まで販売されています。
この雑誌は「SALT WATER」誌に掲載されたエギングの記事が転載されていますので、同誌を購読されている方にとって悩ましい本です。(管理人は「SALT WATER」誌を購読していないので、「エギング超入門」のうち転載記事の割合が分かりません)

「SWエギングマガジン」が硬派な雑誌だとしたら、「エギング超入門」は面白さを求めた雑誌と言えます。カラー写真やイラストが多いため分かりやすく読みやすい反面、情報量が少ないとも言えます。
基本的な内容や、イベント的な記事が多いのですが、時々、まじめに難易度の高い内容の記事もあります。
「SWエギングマガジン」とは異なり、全国各地のポイントの紹介があります。そのポイントの紹介の攻め方を読むと、身近なポイントの攻略の参考になるかもしれません。

入門者の方がこの本だけでエギングを始めるのは難しく、ひととおりの基礎が分かった方がエギングを面白くするために読む本と言えます。


Vol.2は『もっとよくわかるエギングの要点』
Vol.3は『釣れるエギング 釣れないエギング』
Vol.4は『すぐ分かる!もっと釣れる!!春夏エギング』
Vol.5は『もう迷わない!秋冬エギングはここだけ大事!!』
Vol.6は『絶対身につけたい!春夏エギング「超」攻略法
Vol.7は『ビギナーからベテランまで「使える」テクニックの「要点」はこれだ!秋冬エギング、ここだけマスター!』

絶対的にコレがお勧めという号も、コレがハズレという号もなく、お勧めしづらいのが悩みです。

アオリイカ地獄(つり人社)

(株)つり人社の「アオリイカ地獄」も長い間発行され、2011年4月現在、シリーズ10冊目が発行されています。
管理人はシリーズの全てを読んだわけではないのですが、熟練者の釣行紀を中心に編集されているようです。したがって、入門者や初心者にはあまり向いていないようです。基本的なことは一通り理解した方がステップアップのために読む雑誌だと思います。多くの熟練者の多様なスタイルを知ることで、釣り方の選択肢が広がります。また、自身のスタイルを固めていく参考にもなります。



村越正海直伝ゼロから始めるアオリイカ日中エギング

タイトルどおり、エギングの基本者がゼロから始めることができます。秋のエギングはもちろん、春のエギングのコツやテクニック、ポイントも紹介されています。

アオリイカの生態、タックル、場所別のポイント、キャストから基本操作、秘密テクなどが整理され、また、テンポ良く読める文章表現で、気持ちよく読むことができます。実釣記も読み物として面白く、入門者にとって完成度の高い1冊と言えます。

紹介されている道具がダイワに偏っていたり、エギの色はピンクとオレンジのみで組み立てているなど一部の内容に不満が残るかもしれません。
2006年に販売され、多少古い内容も、激安な中古価格なので、これからエギングを始める方は持っていれば役立つ1冊と言えます。

釣りはこんなにサイエンス

サブタイトルは「気象から地理・生態、さらに魚の気持ちまでバッチリ分かる!」です。エギングだけの本ではありません。

管理人は子供の頃はほとんど海釣りをせず、今も他の魚はほとんど釣りません。せいぜい、根魚とキス、サビキ程度です。
海の大きな生態系、地形、潮の流れに関する基礎知識等に非常に弱かったのですが、この本は気象学、魚類学、地理学、地質学、海洋物理学等の観点から、分かりやすいイラスト入りの平易な文章でそれらを教えてくれました。
また、テクニックやタックルに関する考え方も記載されています。

エギングで知っているテクニックや行動の背景を理論的に支えてくれます。
見開き1ページで1テーマ、全206ページの優れた本です。


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