最終更新日:2011年2月5日

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エギングに関するDVD

様々なDVDが販売されています。入門者の方にとってのバイブルになるようなものもあれば、入門者には難しすぎるものもあります。また、初心者の方がステップアップするために役出つものもあります。
管理人の主観ですが、管理人が観たDVDを紹介します。
今後、随時更新します。

◆評価項目
〔入門者〕初めてエギングをする方が観た場合。◎、○、△、×で評価しています。
〔初心者〕エギングを始めて1〜2年程度の方が観た場合。◎、○、△、×で評価しています。
〔ステップアップ〕初心者からのステップアップを目指す方が観た場合。◎、○、△、×で評価しています。
〔季節〕秋(新子シーズン〜晩秋)、春(親イカシーズン)。
〔アクションのバリエーション〕管理人にとって、熟練者がアクションにどのような変化を付け、どんな引き出しを持っているかはDVDを購入する動機です。バリエーションの多い、少ないについて評価しています。
〔情報量〕その他、総合的な情報量(風対策、エギのローテーション等)を評価しています。
〔お勧め度〕今の管理人にとってではなく、DVDがターゲットとしていると思われる方(入門者、初心者、ステップアップ)にとってのお勧め度です。

なお、吉ア俊さんの「エギング日々前進」は、こちらのページで紹介しています。

杉原正浩のパーフェクトアオリ塾エギング「脱!釣れない」宣言

入門者の方には、この1冊がベストです。これだけの内容でこの価格のエギングの入門書は他に見当たりません。DVDも優れ物なら、付属の本も優れ物です。
内容は以下のとおり、本サイトのエギングの基本はほとんど網羅しています。また、ステップアップに向けた内容もあります。
◆基本テクニックのおさらい
・キャスティング〜底取り
・シャクリ〜アタリの見極め
・合わせ〜取り込み
◆エギングタックル考察
・基本的なタックル構成
・PEラインを使いこなす
・餌木のローテーションとチューニング
◆釣果アップのヒント(テクニック編)
・ジャーキングをマスターする
・アタリを取りやすくする工夫
・サイトフィッシングのコツ
◆釣果アップのヒント(フィールド編)
・アオリイカ・ポイント考察
・シャロー/ディープ/急流の攻略術
・自然条件を考慮に入れた立ち回り術
・アオリイカの活性に応じた攻め方
◆杉原流エギングの心得

杉原さんの丁寧は(弱い関西弁が混じっていますが)クセがなく、とても聞きやすいです。エギングは、本を読むだけではアクションにに自信が持てなかったり、想像できないことがあります。このDVDを観て、本を読めば、確実にエギングの礎となります。

 入門者 初心者 ステップ
アップ
季節 アクションの
バリエーション 
情報量 お勧め度
 ○ ◎  ○   秋〜晩秋  多い 多い ☆☆☆☆☆

見てわかる!アオリイカのエギング (BIG1シリーズ (97))

同じく、杉原正浩さんのDVD付き書籍です。
先ほど紹介した本にはステップアップに向けた内容が多く含まれていますが、こちらの本は、入門者〜初心者向けの内容となっています。
とはいえ、先ほどの本がなければ、一押しの入門書はこの本です。体系的に一通りのテクニックを学べ、アクションでどのようにエギが動くかも収録されており、サイトフィッシングでイカがどのようにエギに接近するかも収録されているため、入門者の方でも、ブラインドからサイトフィッシングまで迷うことなくエギングに取り組むことができます。
ただし、先ほどの本ではエギを操作し、フォールした時の水中映像があるため、水中でのエギの動きを学ぶことができまますが、この本には収録されていません。
 入門者 初心者 ステップ
アップ
季節 アクションの
バリエーション 
情報量 お勧め度
 ◎ ○  ×   秋  多い 多い ☆☆☆☆

水中撮影で実証 最強・シンプルエギング

季節は秋。堤防と地磯でコロッケ〜トンカツサイズを釣りまくっています。各ポイントでの攻め場所も丁寧に説明されています。水中撮影はかなり多く、遠方にあるイカが群れを崩しながらエギを追ってきて、最初はエギを抱かないものの次第に興奮し、壁際でエギを抱く様子や、イカパンチの様子、クサフグがエギをつつく様子も撮影されており、エギング中によくある「コツッ」と手元に伝わる振動の海中の様子が想像できます。
他のDVDにありがちな、ただ釣れているイカをアップで撮影したり、エギの海中の様子だけを撮影するものではありません。サイトフィッシングでエギがイカを襲う様子は見ることができますが、群れを崩しながら追ってくる様子はなかなか見られるものではなく、興味深いものでした。
笛木氏はよくしゃべります。随所に「Point」として内容が表示され、のんびり見ている暇はありません。風対策、エギの選択やローテーション、近投&遠投の使い分け等々、エギング初心者がステップアップするための内容が盛りだくさんです。
非常に残念なのは、「シンプルエギング」のタイトルどおり、攻め方が非常にシンプルなことです。シャクリは、8時から10時くらいの幅で3回シャクルパターンだけ。底も取らず、中層のみを攻めています。フォールは2種類。フリーフォールとリールをデッドスローに巻くもの。
管理人は、「もう二段シャクリはいらない」に釣られて購入しましたが、このようなシンプルエギングが最強とも、二段シャクリがいらないと断言することには到底納得できませんでした。正確な表現をすると、「難しい二段シャクリがなくても釣れる 初心者でも簡単 シンプルエギング」です。
 入門者 初心者 ステップ
アップ
季節 アクションの
バリエーション 
情報量 お勧め度
 ○ ○  ×   秋  少ない 多い ☆☆☆

みんなのフィッシンぐぅ〜vol.7 アオリ完全攻略 プロが導く1st Hit

DVDの概要ですが、3人それぞれ、解説を交えながらの実釣映像が約20分あり、その後約5分、主にエギとロッドを紹介しています。3人も出演するのだから、意見交換しながらポイントや攻め方を絞っていく過程を想像しましたが、完全にバラバラです。
エギングを体系的に説明するものではなく、釣りながら各自が注意点を述べていくというものです。

管理人がこのDVDを購入したのは、DVDの内容紹介「エギングは最初の一杯目をいかに釣るかによって、その日のパターンを読む鍵となる。そこで、谷泰介・広川嘉孝・鳥田祐介の達人3人がファーストヒットからその後の暴釣パターンまでわかりやすく導く!さらに上のエギングを目指したい方は必釣のエギングDVD。」に期待したためです。状況が分からない場所で、釣り場を読み、イカの活性を読み、その日のパターンを如何に素早く探していくのかはステップアップのために是非知りたい課題でした。きっとDVDでは「今日はきびきびしたシャクリよりも弱いシャクリの方が良いみたいです」とか「1投の中でフリーフォール、カーブフォール、ただ巻きを試しましたが、ただ巻きが一番良いですね。次はただ巻きメインで試してみます」等の会話が交わされ、管理人が知らないレベルの内容について、3人の名手の考え方、攻め方が記録されているはず、と楽しみにしたものです。

ところが、この内容が3人に徹底されていなかったのか分かりませんが…。
まず、広川氏。その日のパターンというよりは、1投ごとの注意事項です。この点では丁寧に説明されています。
次に谷氏。 実釣の後半10分は全くの無駄です。谷氏がエギングを始めたきっかけや、日中エギングがブームになった背景等を語っているのですが、編集でカット出来なかったのでしょうか。前半10分についても、その日の爆釣パターンを探すとは到底言えません。内容も、特にDVDで視る必然性はありません。書籍での谷氏の説明には好感があっただけに、残念な映像でした。
鳥田氏は、3人の中では最も説明が多く、情報量は豊富です。また、シャクリ後に「ストン」とエギが落ちる現象を防止するためのフォローは映像で視る価値があります。しかし、1投を次の1投にどうつなげるかについて、ある程度説明されていますがエギのサイズの選択が中心であって、満足するには至りませんでした。

正しいタイトルは「3人の達人によるそれぞれのエギング。きっとあなたのスタイルが見つかるはず」というものです。
ふんわりふわりとシャクる広川さんは解説もふんわり。その強面同様、激しくシャクる谷さん。若きテクニシャン鳥田さん。3人のシャクリと操作を見比べることは自分のスタイル確立に役立ちます。また、釣るときのポイントやコツも、いろいろと述べられています。
 入門者 初心者 ステップ
アップ
季節 アクションの
バリエーション 
情報量 お勧め度
 △ ○  ×   秋 普通) 普通 ☆☆

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みんなのフィッシンぐぅ〜vol.2 アオリイカ なぜこうもアオリが釣れるのか

上記のvol.7で鳥田さんの解説が良く、鳥田さんのエギングに興味を持ったので購入しました。
内容はタックル紹介、基本動作の紹介、実釣です。入門者にとって必要な情報がまんべんなく説明されているのではありませんが、要所要所を深く、丁寧に説明しています。
例えば、エギの選び方では下地の選択基準が丁寧に説明されています。ディープチューンの方法も、糸オモリのデメリットを挙げ、板オモリを貼る方法を丁寧に説明しています。
アクションとフォールも様々な方法が収録されていますし、風があるときの対策や、周囲の地形からポイントを読むことなど、分かりやすい説明がされています。
値段が2,000円とお手軽(通常のDVDは3,980円)なことから、入門者、初心者にはお勧めできるDVDです。
このDVDの最大の問題は、「なぜこうもアオリが釣れるのか」とパッケージに大書されていることです。最初に実釣を収録していますが、ほとんど釣れていません。雑談の口数の割に釣れていないので、イライラしました。「必釣テク」だとか「日中エギングを極めろ」が泣きます。もっとも、その後の説明の丁寧さは失点を十分取り返すものです。また、最後に釣りまくっていますが、マイクの調子が悪く、ほとんど音声を拾えていません。
この会社のDVDを購入するときは、パッケージと内容が異なることを前提で購入してください。過度な期待はかけられないということを、これら2本で実感しました。
 入門者 初心者 ステップ
アップ
季節 アクションの
バリエーション 
情報量 お勧め度
 ○ ○  △   秋 多い(3人) 多い ☆☆☆☆


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