最終更新日:2011年3月11日

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リールのハンドルは右?左?

この質問もよく見ます。スタイルが確立していなかったり、右ハンドルしか使ったことがなければ悩ましい問題です。
ここでは、それぞれの特徴を説明します。

重視すべき判断材料は

◆リールを持つ手がどちらなのかは重要ではない
いきなりタイトルを否定するような内容です。
細かな操作や感度では多少は影響はありますが、リールを巻く手が利き腕なのか反対側なのかはあまり重要ではありません。重要なのはロッドを持つ手がどちらかです。選択の幅を広げるために、どちらの手でもリールを巻けるようになっておくべきです。
「ハンドルを右から左に変えたら全く操作できなかった」とか、「左ハンドルはぎこちなくなる」いう感想を目にすることがありますが、練習したらどちらでも出来るようになります。釣り場での練習は時間がもったいないです。テレビでも見ながら巻いていれば慣れます。
管理人は右ハンドルしか使ったことがありませんでした。エギングを始めてから左ハンドルにチャレンジしました。釣り場でハンドルを右から左に付け替えたのですが、全く釣りになりませんでした。その後、幾度か自宅で空巻きの練習をし、最初はぎくしゃくとした巻き方でしたが、数日で違和感なく巻けるようになりました。

◆重要なのはロッドを持つ手
より重視すべきは、どちらの手でロッドを持つかです。利き腕で持つか、反対側で持つかによって大きな影響があります。
ロッドを利き腕で持つ場合と反対側で持つ場合の特徴を考えた上でどちらでロッドを持つかを決め、その結果としてリールハンドルの向きがあるというのがあるべき姿だと思います。

利き腕でロッドを操作する

では、ロッドを利き腕で持つのか、反対側なのかで何が違うかを説明します。
利き腕でロッドを操作するメリットは次のとおりです。
◆キャストした後の動作
大抵の方は利き腕側にロッドをテイクバックして投げると思います。利き腕の反対側でロッドを操作する場合、キャストした後にロッドを持ち変えることになり、ラインスラックの処理等が遅れる場合があります。また、キャストする回数が多いエギングでは、幾度も幾度も持ち変えるます。
利き腕でロッドを操作した場合は、キャスト後のライン処理がスムーズに行え、かつ、ロッドの持ち替えという無駄、あるいはロッドを落とすかもしれない(わずかな)リスク、持ちかえている間のアタリの見逃し等を避けることができます。

この問題をリスクや損失ととらえるかは人によって異なります。わずかでも無駄や非合理的を排除したい方には改善すべき問題でしょうが、気にしない方にとっては大したことではありません。

◆力加減が容易
利き腕でロッドを操作した方が、力の入れ方などロッドのさばき方が優ります。強く操作するのも、鋭く操作するのも、強弱の変化を付けるのも、細かい操作も利き腕の方がやりやすいです。
アクションだけではなく、アクション後のロッド操作も利き腕の方が自在に操作できます。

◆疲れにくい
エギングのタックルは軽量化が進んでいますが、長時間シャクり、ロッドを操作すると疲れます。利き腕の方が持久力があるので、長時間のエギングに耐えられます。
疲労の結果、感度が鈍り、ロッドに伝わる感覚を見逃すことがないようにしたいものです。

利き腕の反対側でロッドを操作する

利き腕の反対側でロッドを操作した場合のメリット等です。
◆感度が良い
多くの人は、利き腕よりも反対側の方が感度が良いようです。ロッドを持つ手に伝わるわずかなラインテンションの変化等のシグナルを逃さないためには、利き腕の反対の手でロッドを持つ方が優れています。

◆シャクリ方について
利き腕よりもロッド操作が難しくなりますが、あまり力を入れないシャクリを中心にしたり、連続ジャークで強弱のコンビネーションをつけないような場合には、それほど問題にならないと思います。
また、強くシャクル場合は両手でシャクることも考えられます。

まとめ

以上のとおり、ロッドを持つ手とそれぞれの特徴をご理解いただいたと思います。
どちらを重視したエギングをするか、どちらの方が楽しいかを悩むのも、趣味の楽しい時間だと思います。
管理人は自由自在にロッドを操作することに喜びを見出しています。また、アクション後にロッドをさびきながらアタリを待つスタイルです。この操作がやりやすいので利き腕でロッドを持っています。
一方、抜き身の刃のように、一瞬のラインの変化を取るための集中に喜びを見出す方もいると思います。これも格好良いスタイルだと思います。

今のエギングに慣れたら、利き腕の反対側でロッドを持つスタイルも楽しんでみようかと思っています。

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