最終更新日:2011年2月22日

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道具の手入れ

ここでは、ロッド、リール、エギ等の手入れの方法を説明します。

ロッド

◆洗って乾かす
ガイドが錆びるとPEに傷が入ります。飛距離にも悪影響があります。錆びにくい材質のガイドでも釣行後はよく洗うのが基本です。
管理人は2リットルペットボトルに水を2本入れて車に常備しています。釣りが終わり車に戻ったらリールを取り外し、全てのガイドに水をかけています。(ロッドとリールを洗って1本を使いきる程度です)
そこまでする必要はないかもしれませんが、少なくとも自宅ではしっかりと洗い流し、柔らかい布で水分を拭き取るべきです。日光にあてて乾かすのは厳禁。紫外線の影響で寿命が縮むと思います。

◆傷があれば
放置しておけば破損の原因になります。
コーティング材で補修する方法もあるようですが、小さな傷なら管理人はマニキュアのジェルコートを2〜3回塗っています。磯で会った、練達の、磯釣師上がりのエギンガーから、「磯竿もこうしている。見た目はジェルが盛り上がって少し悪くなるが、これで大丈夫」と聞きました。その方は「小さな傷も折れる原因になるが、ロッドが岩に当たったままリールの重みなどで回転して出来た傷は最悪だ」とも話されていました。

◆スプレーの塗布
ボナンザ」などのコーティング材は「表面の摩擦を軽減したり、キズや汚れを防止する」そうです。ガイドに塗ってライン抵抗を少なくする場合もあるようです。
管理人は使っていませんが、各種タイプがあります。

リールとPEライン

◆洗って乾かす
ロッドと同様、塩分が残っていると錆びて寿命が縮みます。
管理人は、上記のとおり車に戻り、ペットボトルに入れた水でリールを洗います。帰宅中に海水が乾いてラインに塩分が付着した状態よりも、濡れた状態の方が塩分を流しやすいのではと思っているからです。 釣り場でざっと洗い、自宅で丁寧に洗っています。

洗うときは、ロッドから外してください。つけたままだと装着部分に水が入り込んでも乾きにくく、錆びる原因になります。
また、ドラグをきつく締めます。緩いままだと洗った水が内部まで浸水し、塩分を広げてしまいます。
リールの洗い方は水洗いの可否等によって異なりますので、説明書をお読みになるか釣具屋で聞いてください。
お湯で洗うと塩分は抜けやすいのですがグリスまで洗い流すので、グリスを持っていなければ、または適正量のグリスを塗る自信がなければ水で洗うべきです。

管理人は、上記のとおりドラグをきつく締め、上から水をしっかりとかけます。ラインにもしっかりと水をかけます。スプールを取り外して水に漬ける方法もあるそうです。ぬるま湯をはった大きな桶にリールから引き出したPEラインを漬ける方もいるそうです。

洗い終わると高速でハンドルを回転させ、ライン等についた水分を飛ばします。その後、乾いたタオルでざっと拭き取ります。ここでスプールを外し、内部についた水や、スプールがついたままでは拭き取りにくい場所の水分を拭き取り、しばらく陰干しします。

◆注油
釣り具メーカーの専用オイルもありますが、KUREのマリーン用防錆オイルでも構わないと、大手釣具店の店長が話していました。
乾いたら油を注します。毎釣行後に必要な箇所だけではなく、月1回程度必要な箇所もあります。詳しくは取り扱い説明書をお読みください。

なお、グリスを塗る箇所にオイルを注してはいけません。グリスが溶けるそうです。どこがオイルでどこがグリスかは取り扱い説明書を読んでください。

どのリールでもラインローラーには、毎釣行後にオイルを注すようです。ここが錆びると、内部が錆びた場合は回転が悪くなりラインの巻き取りに悪影響を及ぼし、表面が錆びるとラインに傷がついてブレイクする原因となります。
ベールの稼働部分やハンドルの稼働部分等にオイルまたはグリスを注します。管理人はネジにもオイルを少し注して錆びを防止しています。
なお、ドラグ用のグリスとその他箇所で使うグリスは異なるので注意してください。

必要な箇所にオイル等を注した後、管理人は写真のように保管しています。PEラインは紫外線や高温には弱いので、直射日光が当たる場所や車中に放置しないでください。




















◆ラインコーティング材を塗る
「PEにシュッ」などのラインコーティング材を塗るとラインがツルツルになって、ライントラブルが減少します。飛距離もアップするそうです。管理人の実験では、塗布した後、釣り時間が約12時間を超えるとラインにコブができてしまいました。ただし、1回当たりに塗る量や、1回当たりの釣りの時間(ラインを洗う回数が変わります)によって異なります。
管理人は割安な業務用を購入しています。

シリコン入り潤滑スプレーでも同様の効果が得られますが、PEラインのコーティングと化学反応を起こしてPEラインが劣化するという考え方もあります。事実かどうかは不明です。

◆スプールに傷があれば
スプールに傷がつくことがあります。小さな傷なら影響は少ないのですが、大きな傷ならキャスト時にラインに傷がついて、ラインが切れる原因となります。
自動車用のコンパウンドまたは紙ヤスリで表面を慣らしてください。
管理人はコンパウンドで研磨しました。完全には傷はなくなりませんが角張った感触がなくなり、これならラインに傷が入らないと思えるようになりました。
あまりにも傷が大きければスプールを買い替える必要があります。

◆リーダーの傷をチェックする
リーダーで白濁している場所は、傷がついて弱くなっている場所です。必要に応じて、釣りに行く前に結び直します。釣り場で結ぶのは釣り時間のロスです。

エギ

◆洗って乾かす

エギも洗って乾かしています。カンナが錆びるおそれがありますし、手入れすることでエギをいたわり、より愛着を覚え、その日を振りかえり余韻に浸ることが出来る場合もあります。洗って乾かすときに、カンナの曲がり具合や上布の剥がれ具合もチェックしています。

管理人の場合、写真のように2リットルペットボトルを切り取った容器に水を張ってエギを入れています。
自宅では、まず最初にこれを行い、それからロッドやリールを洗っています。洗い終わるとペットボトルの水を替えています。ロッドやリールの水分を拭き取って、クーラーも洗い、イカを冷凍(冷蔵)処理した後でエギを乾かしています。
シャワーを浴びるときに一緒にお湯で洗う方法もありますが、色が落ちるエギもあるようなので注意してください。
一方、洗わない方もいます。
ロッドやリールと異なり、絶対に洗うべきものではないようです。

乾燥ですが、濡れたエギをエギケースに戻すと匂いがつくので乾かしています。
これも陰干しです。
ペットボトル容器の縁にエギを引っ掛けても良いのですが、管理人は写真のように倉庫にヒモを張ってぶら下げています。

◆カンナ等を確認する
カンナが曲がっていればプライヤーまたは専用用具で戻します。上布の剥がれがひどい場合は瞬間接着剤をつけたり、アワビシートを貼ったりしています。

エギについたスミを洗い落とす方もいますが、管理人は釣った後にエギを海面に叩きつけて落とす程度です。この段階で再度洗い落すことはしていません。

◆撃墜マークを書き入れる
シンカーにキリで傷を入れていったり、本体でイカに噛まれなさそうな場所に油性ペンで点を書き入れて釣ったイカの数を入れる楽しみ方もあります。

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