最終更新日:2012年10月5日

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エギにお絵かき

エギの模様は色々あります。各社、実釣試験を重ねて釣れるカラーパターンを販売しているものと思われます。多分。中には、「こんな模様のエギで釣れるの?」と思ったり、「これはイカじゃなくて人間を釣るための模様だな」と思う模様のエギがあるのも事実で、管理人もエギを購入するときに、模様の好き嫌いで決めることがあるのも事実。
「好きな模様のエギでイカを釣りたい」が転じて「自分でエギに色を塗ろう」の顛末記です。

お絵かきの道具

エギに色を塗ったり模様をつけるための道具を紹介します。
◆アクリル絵の具
水性なので水で薄めて使うことができますが、乾くと水に落ちません。 エギの上布に”塗る”というよりも”乗せる”つもりでなければ、上手に描けませんでした。
このため絵の具を薄めて筆に塗料を”含ませる”と細い線を描けませんので薄めずに使いました。
100均では4種類の商品がありましたが、あらかじめ水で薄めて売られている商品は筆に絵の具を”乗せる”ことが難しいため使い勝手が悪かったです。
エギの色にもよりますが、黒で上布を塗りつぶしたエギの場合、薄い色(パールカラーラメ入り)は、色がほとんど分かりませんでした。

◆ マニキュア
アワビシートに塗ったり、エギに直接塗るなどの用途が考えられます。
後述するようにエギに花火を描いた管理人ですが、花火が消える直前のキラキラ感を表現したかったのですが、点滅してこそのキラキラ感。技術が足りないこともあり、上手に表現できませんでした。

◆油性マジック
汎用性があります。絵の具よりも取り扱いは簡単です。

◆アワビシート
単価が高いので気軽には使えませんが、ここぞという使い方をするとインパクトがある作品を作ることができそうです。複雑な形状は上手に切り抜くことが難しいです。
メーカーによっては切り抜くとアワビがボロボロと剥離するものもあります。
紅葉や夜の月をアワビシートで作ることができれば蒔絵にも似た工芸的な特徴のあるエギを作れそうです。

塗ってみた、釣ってみた

◆HANABI
夏の夜空を彩る花火をエギに表現したい。そのためには黒いエギが必要。着色されたエギを黒いマジックで塗っても、真っ黒にはならないのです。
ただ、それだけのために、墨族を犠牲にした管理人です。安エギで真っ黒いエギがあれば良かったのですが…。今考えると、黒色のスプレーで塗りつぶすという方法もありました。

作業としては、まず、腹部を中心にわずかにある白い模様を黒く塗りました。
そして、アクリル絵の具で色を乗せて、出来上がったHANABIエギ。

いかがでしょうか。
割と綺麗なエギが出来て気に入りました。
売れそう?な模様ですが、このような模様のエギは市販品ではありません。





◆花鳥風月
ダイワのラトル入りのエギを、さらにハイアピールモデルにしたものです。
塗る絵柄を決めた後に、上布と下地がイメージにマッチする、このエギを選びました。
紅葉をあしらった小さなドット。さらに、シンカーには左右、色の異なるアワビシートを貼りました。
左側面は失敗です。このアワビシートは切り抜きが難しく、紅葉の形状を表現することができませんでした。

◆日本庭園
乱舞エボの広い背中を利用したお絵かきです。広いだけではなく扁平なので、このエギへの色塗りは楽でした。
やっぱり、紅葉と月、さらにせせらぎを入れました。シンプルに、腹部には色を塗っていません。

◆釣ってみた
実際に使ったのはHANABIと花鳥風月です。HANABIについての顛末は管理人のブログをご覧ください。模様って大切なんだなと実感しました。
イカ墨に黒く染まる秋の海に咲く大輪の花−エギの色塗り
最高にスカッと出来た夜の地磯でのエギング


色塗り専用のエギ

◆エギ王QLive3.5号 オリジナルカラーキット
株式会社ヤマリア(ブランド名ヤマシタ)から販売されている色塗り専用のエギです。
このエギを使ったオリジナルカラーコンテストの作品は商品化されています
商品化するからには、ヤマシタのノウハウを活用し、釣れる模様をチョイスされていると思います。
ただ、常識で考えると、やっぱり、釣果は普通のエギよりも劣る一方、好きな模様のエギで釣ったという満足感はアップするのではないでしょうか。

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