最終更新日:2011年2月7日

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ルールとマナーを守る

当たり前のことですが、これを守らずにトラブルになり、漁師さんや地元住民の方に迷惑をかけて釣り禁止になったり、他の釣り人に不愉快な思いをさせてしまうこともあります。
また、知らずに迷惑をかける場合もありますが、迷惑をかけられた方にしたら、知っていようが知らなくても迷惑をかけられた事実は同じです。

安全第一

◆立ち入り禁止の場所に入らない
漁師さんに迷惑をかける場合と、自分の命を危機にさらす場合とがあります。
毎年のように、立ち入り禁止場所で高波にさらわれて遭難し、救急隊員が二次遭難の危険にさらされながら救助する映像をテレビが流されてしまいます。

◆荒天時に諦める勇気を持つ
せっかく釣りに行っても高波…。これくらいなら何とかなる、まだ大丈夫と粘っているうちに大きな波が来たり、次第に波が高くなる場合もあります。
基本的には場所を変えたり、諦めるべきと思いますが、判断が微妙な場合は、大きな波が来たり、次第に荒天になっても致命的な状況に陥らない場所で釣りましょう。例えば、テトラ帯での高波は致命的です。また、低い地磯を通らないと帰れない場所での荒天も致命的です。
台風の前後も同様です。突然の高波、突風で落水する可能性もあります。

海が荒れたときは、穏やかな湾奥にイカが避難している場合もあります。人間も安全な湾内などを狙ってください。

または、こんな時こそ、ゴミ拾いの時間です。

◆テトラは危険
エギングに行くと、港でテトラの上で釣っているのを当たり前に見ますが、あれは、万が一落ちた時のことを考えると相当危険です。
テトラは、滑って落ちると体をあちこちぶつけながら落下します。また、大きなテトラなら上がれなくなります。周囲に人がいても、すぐに救助できない場合もあります。
濡れて黒くなっている場所は特に危険です。藻やノリがついていて、ワックスを塗ったように滑ります。雨や海水で濡れただけでも、滑りやすくなっています。こんな状態のテトラでジャンプして移動するのは、運を天に任せているようなものです。

テトラは、乾いた時は運動靴やクロックスでも滑りにくいのですが、少しでも濡れていたら諦めるか、フェルトの靴をはいてください。なお、スパイクブーツはかえって滑りやすくなります。

◆ライフジャケットを着用する
これも欲しいで説明したとおり、安全のためにライフジャケットを着用してください。

漁師さんに迷惑をかけない

趣味でイカを釣るエギンガーと異なり、漁師さんは生活がかかっています。
漁師さんに迷惑をかけないようにしましょう。目に余ると駐車禁止や釣り禁止になります。
◆漁船が通るときは
速やかにエギを回収します。例えキャストした直後でもです。迷惑なだけではなく、PEのブレイクやエギのロストにつながります。
キャストする前に船の出入りがないか気を付けておきましょう。

◆船やロープ、イケスなどにエギを引っ掛けない
船と船の間やロープ、イケスなどは新子の好ポイントですが、船やイケスなどにエギを引っ掛けると迷惑です。
船と船の間を狙うときは、自分のキャストコントロール能力を超えないようにしてください。また、横風のときはラインがたわんで船に絡まることもあるので注意してください。

◆駐車する場所に注意!
漁師さんが水揚げした魚を運ぶために、港への一般車両は立ち入り禁止になっている場合がありますので十分に注意してください。
また、迷惑駐車によるトラブルで駐車禁止になった場所もありますので、ルールとマナーを守ってください。

地元住民の方に迷惑をかけない

◆騒音に注意
海のそばまで住宅があったり、住宅密集地を抜けて港に行くような場所もあります。車のトランクやドアの開け閉め、アイドリング等、騒音に注意してください。特に、漁師さんの家なら眠るのは早いはずです。

ゴミは持ち帰る

ゴミ問題が原因で釣り禁止になる場所もあります。ゴミは必ず持ち帰るのが最低限のルールです。
エギングの場合はあまりゴミは出ませんが、エギの箱が捨てられていることもあります。また、ペットボトルや空き缶のポイ捨ても多く見られます。
管理人はスーパー等のビニール袋をライフジャケットのポケットに常備しています。

ラインの切れ端は、携帯用灰皿やガムのプラスチックケース等に入れると便利です。

時間に余裕があれば、港や磯のゴミを拾うくらいのゆとりが欲しいものです。釣り人の誰かが出したゴミを、釣り人の誰かが拾えば、地元の漁師さんや住民の方の釣り人に対する見方が良くなるかもしれません。

沿岸掃除隊もご覧ください。
  

シンククリーン活動

グローブライド(ダイワ)による「BE EARTH-FRIENDLY」を合言葉とした釣り場清掃活動のサイト。

クリーンナップ プロジェクト

シマノの釣り場清掃活動のサイト。

他の釣り人に迷惑をかけない

◆割り込む時は一声かける
「ここ、よろしいですか?」の一声で、お互いが気持よくエギングをできます。先行者は嫌なら嫌と言う機会になりますし、OKならその旨を伝えることができます。
「今日はどうですか?」も付け加えると、「ここは○月頃まで釣れるで。3本ある街灯のな、3本目の正面がいいんだ。常連がいつも来とる」などの有り難い情報や、「今日は下地が赤、大きくてゆっくりのダートアクションが良かった」など、その日のお勧めアクションやカラーを教えてくれるかもしれません。

◆エギンガーの常識が全てではない
釣りに来ているのはエギンガーだけではありません。エギングでは許容範囲の間隔も、隣の人が広く仕掛けを流す釣り方の場合はオマツリの原因になりますし、そもそも、エサ釣りの方が狙っている場所をエギで探ること自体がマナーに反しています。「広範囲を独占している方が悪い」という意見もあるでしょうが、様々な釣り方がある中で、お互いが気持よく釣りをできるように配慮しましょう。

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