最終更新日:2011年3月31日

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管理人の失敗談

管理人が、駆け出しの頃は多くのとんでもない失敗をしながらここまで来ました。
皆さんが同じ轍を踏まないことを祈りつつ、恥を忍んで多くの失敗を紹介します。
教訓にもならない失敗談かもしれませんが、教訓にはならなくても笑いになれば幸いです。

エギの大脱走

◆エギバッグからの脱走
PEエギング1年目の初秋、本当に駆け出しの頃の事件です。
当時、カジュアル用のウェストバッグにエギを収納していました。エギを交換しながら釣っていて、イカが釣れたので体を乗り出してイカをリリースしようとしたら「ボチャボチャ」と何かが海中に落ちる音がする…。
そうです。ウェストバッグのファスナーを閉めずに釣っていたので、下向きになったバッグからエギが落ちて行きました。なかなか見られる光景ではありません。

◆歴史は繰り返される
その2年後の春のことでした。この頃は、エギング用の肩掛けバッグにエギケースを入れて持ち運んでいました。
地磯を動きまわり、あるときは岩と岩の間をジャンプしながら探っていました。
ご想像どおり、バッグのファスナーを閉め忘れていた管理人は、エギごとエギケース1つをなくしていました。

流石に2度もこの手の失敗をすると、エギを交換した後のに逸る心を抑えて、確実にファスナーを閉めるようになりました。

ロッドを折る

不注意でロッドを折ることがありますが…。
◆暗い地磯で
日の出前の地磯を歩き、目的の場所に向かっていました。ヘッドライトの電池が切れていましたが、「これから日の出。じきに明るくなる」と安易に考えていました。
暗かったためか足元の状況を見落とし、つま先が岩と岩の間に挟まり、ロッドを持つ手を地面に突いてしまいました。
心配しながらも釣り場についてキャストして、1回目のシャクリで…無残にもロッドは折れてしまいました。

地磯を歩くことが多い管理人は、これを教訓として、ロッドケースを買いました。ランガンには不向きですが、ロッドが折れるよりはマシです。

重過失によるラインブレイク、根掛

エギングにラインブレイクや根掛はつきものですが…
◆強風、高波時のエギングで
これもPEエギング1年目のことです。足場の低い磯で、向かい風にラインをあおられながらエギングをしていました。風のせいで波しぶきもかかるので数m下がってシャクっていると・・・。
ラインが上にあおられるとは限りません。下に吹き付けられて、岩に擦れて簡単にラインブレイク。我ながらアホです。

◆シモリの裏側を攻めて
シモリの裏側を攻める場合、エギの位置を想像しないまま何も考えずに攻めたら、当然、エギはシモリに引っかかります。ド素人だった管理人はエギの動きについて想像力が欠如しており、見事に引っかかりました。

◆藻場地獄で
2年目の春の藻場のことでした。藻場を攻めるのは「カウントダウン命」だとか「まともに攻めたら幾つエギがあっても足らない」など聞いたことはありましたが、一方、「藻を感じ始めたら素早くシャクって引っかからないようにする」という、管理人にとって都合良い情報も耳に入っていました。
足場が低いため藻の状況が分からない実績ポイントで、半日で10本近くエギをロストした悲しさは忘れません。教訓として、シャローチューンしたエギをそろえることで活かされています。また、海中の様子を把握し、かつエギの跳ね上げと沈下速度を把握する重要性も、高い授業料を払って理解しました。

◆ガイドにラインを通さずに
マズメからエギングをすることが多い管理人は、暗い中でガイドにラインを通します。ありがちですが、ラインをガイドに通したつもりが通しておらず、エギをセットした後で気付き、やり直しになったことがあります。
さらにひどいことに、トップガイドに通したつもりが、トップガイドの横にラインを通していたことがあります。ラインに違和感はあるものの、ラインがロッドに絡んでおらず何故だろうと不思議に思いつつシャクリ、釣れたキロアップ。一つ間違えればラインブレイクでした・・・。

根掛と勘違いしてイカを外そうと…

大きなイカがかかったとき、根掛と勘違いすることがあると聞いていましたが…。
◆10月上旬なのに
2010年10月11日のことでした。島根県で10月と言えば、ようやく本格的なシーズンを迎え、コロッケ〜トンカツサイズが釣れる時期です。
管理人が早朝に、いつものワンドに行くと、既に先客がいます。その場所は狭く、2人がやっと。先客は沖方向を狙っていたので、管理人は、普段はあまり探らないワンドの対岸側にエギをキャスト。対岸まで50m程度しかありませんし、水深は3m程度。風があり、少し波もあります。先客が釣っているのを見ながら釣り場に来たのですが、その間、イカは釣れておらず、期待薄の状況でした。

間もなくエギが見えてくるだろうという距離でシャクると、
「ガツッ」っと根掛の衝撃。
よく釣れるものの、ほとんどの場合、エギを1本ロストしてしまうその場所。またやったか?エギががっちりと根掛しないうちに外そうと、すぐにロッドを小刻みに動かします。ところが、少しの間をおいて
「グイーン、グイーン。」短くドラグも鳴ります。

◆季節外れの大型
え?慌てた管理人。明らかにイカですが、この時期のイカとしては異例な引き方です。ギャフの用意なんてしていません。
幸いにも足場が低く、ハンドランディングで捕まえたのは胴長28cm。写真中のエギは1.8号ではありません。3.5号です。この年の夏は、かなりの猛暑でした。早生まれの新子なのか。昨年の夏から冬は低温でした。孵化が遅れたものの生き延び、約1年という寿命がこの時期までずれ込んだ親イカなのか。

この件が以降、ギャフを持ち歩くようになった管理人ですが、周囲にそんな人はいません。そしてこの秋、管理人はその後、ギャフが必要なサイズを釣ることはありませんでした。

根掛を外すような操作をして、ラインテンションも緩めて、よくバレなかったものです。もっとも、バレていてもイカだったとは気付かず、根掛が外れたと、その幸運に感謝していたでしょう。
根掛のような衝撃があっても、少しラインを張り気味にして待つということを学んだ管理人です。

なお、絵はあおりー様から頂戴しました。『機動戦士ガンダム』をご覧になった方なら元ネタが分かります。

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